本日は配送修理でお預かりした、カネマツのロングブーツの ライニング交換 のご紹介です。
ロングブーツに多いライニングの劣化
ロングブーツのライニングは、合皮が使われているケースが多く見られます。
シーズンである冬に2〜3ヶ月履いた後は、残りの約10ヶ月は湿気の多い環境で保管されることも。
そのため 加水分解によって合皮がボロボロになる ケースが非常に多いのです。
今回の修理内容
天草製作所本店では、こうした症状に対応するため 本革のピッグスキン(豚革) にライニングを交換。
本革は通気性と耐久性に優れており、劣化が進みにくいため長く快適に履いていただけます。
ライニング交換は非常に高い技術と時間を要する作業ですが、職人が一足一足丁寧に仕上げています。
💰 修理費用:44,000円(税込)
お客様からのメッセージ
修理品到着後、お客様からLINEで嬉しいご連絡をいただきました。
「本日、到着しました。
丁寧に修復してくださり、ありがとうございました🙇♀️」
お気に入りのブーツを再び履ける喜びを共有していただけて、職人としても大変嬉しい瞬間です。
最後に
今回のお客様も「既に製造が終わっているブーツなので、どうしても修理したい」との想いでご依頼いただきました。
お気に入りの一足を蘇らせることで、またこの冬におしゃれを楽しんでいただけることと思います。
大切な靴を永く履くために――天草製作所本店がしっかりとサポートいたします。