本日のお客様は、報道関係のお仕事をされている紳士。
お持ち込みいただいたのは
お父様が大切に履いていらした
JMウエストンのローファー。

経年によりラバーソールのかかと部分が割れてしまっていました。

「父は本当に靴が好きで」
そう話される姿がとても印象的でした。
オールデンやJMウエストンなど、
譲り受けた靴はどれも美品ばかり。
きっと丁寧に手入れをされてきたのでしょう。
今回は
ダイナイトソールでオールソール。
レザーのミッドソールを挟み込み、
つま先にはヴィンテージスチールを装着。



最近は素材との相性を見ながら、
ラバーソールにもヴィンテージスチールをご提案しています。
単なる修理ではありません。
“これから先も履くための再構築”です。
2021年春まではベトナムに駐在。
これからも海外赴任の可能性はあるけれど、
「家を建てたので、ホームは西荻です」と。
静かに覚悟を感じる言葉でした。
靴の前には鞄修理のご依頼も。
こうして人生の節目に関わらせていただけること、
本当にありがたいです。
受け継がれた靴を、
次の世代へつなぐお手伝い。
ありがとうございました。