今回のお客様は、
約30年前にお母様が購入されたGUCCIのビットローファーをご持参くださいました。
当時はサイズが合わず、なかなか履く機会がなかった一足。
しかし今回、お客様の足にぴったり合うことから、
リメイクして履きたいというご相談をいただきました。

元はベージュ系のカラーで、水ジミも見受けられる状態。
そこで今回は、コーディネートしやすく、より上品な印象へと導くため
**ダークブラウンへ染め替え(17,600円)**を実施。
さらに実用性を高めるために
・カカト修理 4,950円
・ハーフラバー 5,500円
・ヴィンテージスチール 5,500円
トータルでしっかりとメンテナンスを施し、
日常で履ける一足へと生まれ変わりました。




お客様のご趣味は散歩。
この日は吉祥寺まで歩かれたとのこと。
「こんなラフな格好で大丈夫ですか?」とおっしゃっていましたが、
気温は25℃ほどの春の陽気。
その軽やかなスタイルと、足元の上質なローファーのバランスがとても素敵でした。
散歩のお供はラジオ📻
この日はAMラジオを聴きながらとのこと。
どこか懐かしく、でも今の時代に逆に新鮮。
そんな感性も含めて、とても魅力的なお客様でした。
お仕事は銀行員としてバリバリご活躍。
オンとオフをしっかり切り替えながら、
西荻での時間も楽しまれているご様子が印象的でした。
仕上がった靴をご覧いただいた瞬間の笑顔、
そして
「お母様に写真送ります」
という一言がとても心に残っています。
モノを受け継ぎ、手を入れ、また次の時間へ。
革靴は、そのストーリーごと引き継いでいける存在です。
このたびはご依頼、誠にありがとうございました。