修理実績紹介|傘の持ち手・本革巻き修理(長崎よりご依頼)

今回は、全国からご依頼の多い修理メニューのひとつ
**「傘の持ち手 本革巻き・手縫い修理」**のご紹介です。

ご依頼いただいたのは、長崎県のお客様
お気に入りの傘の持ち手部分が、経年劣化により合皮が破れ、芯材が露出してしまっていました。


Before

長年の使用により、持ち手の合皮がボロボロに剥がれ落ちていました。
中の芯材も一部損傷しており、このままでは使用が難しい状態です。


Repair

このような場合は、劣化した合皮をすべて剥がし、
芯材の状態を確認しながら整え直し、上質な本革で巻き直します。
革は伸びや曲線に対応する加工を施し、すべて手縫いで丁寧に縫い合わせていきます。


After

革本来の質感と、手縫いならではの立体的な仕上がりにより、
持ち手は新品のように美しく生まれ変わりました。
雨の日がまた楽しみになるような、特別な1本になりました。


費用・納期について

今回の修理費用は19,800円(税込)+返送手数料別途
※持ち手の形状や長さにより金額は変動します。

修理期間は、お預かりから45日前後です。
現在、全国から多い時で4〜5件程度のご依頼をいただいております。


傘の持ち手、革巻き修理 承ります

一般的な傘の持ち手は合皮製が多く、どうしても劣化は避けられません。
ですが、本革で巻き直すことで、機能性はもちろん、使い心地や見た目の質も大きく向上します。

お気に入りの傘をこれからも長くご愛用いただくために、
ぜひ一度「本革巻き修理」をご検討ください。

ご依頼はオンライン受付より承っております:
🔗 https://repair.amakusafactory.com/umbrella/


引き続き、天草製作所本店では、ひとつひとつのご依頼に丁寧に向き合いながら、
大切なアイテムの修理・再生をお手伝いしてまいります。

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