お客様の笑顔シリーズ VOL147 直して、強くして、また長く履くという選択

本日ご紹介するのは、レディースブーツの修理事例です。

実はこちらのお客様、
約1か月前にも一度ご来店されています。

その時のご相談は、
「保管していた黒のブーツが、なんだか白っぽくなってしまった」というもの。

革の乾燥と汚れが原因でしたので、
レザーソープで全体を丸洗いし、
靴クリームでしっかりと栄養を入れて仕上げました。

無事、きれいな黒が戻り、
一件落着――と思ったのですが。

その作業中、こちらで気づいたのが
ソールのわずかな剥がれでした。

お客様には
「今すぐではないですが、近いうちに修理した方が安心ですよ」
とお伝えしていました。


1か月後、やはり起きた“想定内のトラブル”

そして約1か月後。

「やっぱり剥がれましたー」と、再来店。

レディースの靴は
**セメント方式(接着のみ)**で作られているものが多く、
履かない期間が長くなると、
接着剤が劣化し、剥がれやすくなります。

これは決して珍しいことではありません。


今回の修理内容

今回は、
「もう剥がれないように、きちんと直したい」
というご要望でしたので、以下の修理を行いました。

・一度ソールをきれいに剥がし、再接着
・さらにマッケイ方式でソールを縫い付け
・縫い糸を守るためにハーフラバーを装着
・つま先にはヴィンテージスチールを取り付け

接着+縫製+補強。

これで、
剥がれの心配はほぼ解消です。


「履かない」より「直して履く」

レディースブーツは、
「履かない方が長持ちする」と思われがちですが、
実は逆のケースも多いです。

定期的に履き、
必要なタイミングでメンテナンスをする。

それが、革靴を一番長く楽しむ方法です。


まだ寒い日も続きます。
ぜひこのブーツ、
これからもたくさん履いてください。

ご依頼、ありがとうございました。

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