今回ご来店いただいたのは、IT系のお仕事をされているお客様。
シンプルながらも“足元で魅せる”スタイルが非常に印象的な方でした。
お持ち込みいただいたのは、イタリアの名門レザーブランド「GUIDI(グイディ)」のフロントファスナーブーツ。
GUIDIといえば、1896年創業の老舗タンナーを背景に持ち、独自のベジタブルタンニン鞣しによる重厚かつ柔らかなレザーが特徴。履き込むほどに唯一無二の経年変化を楽しめるブランドです。

■ご依頼内容
・フロントファスナー交換
・カカト修理
・つま先補強(ヴィンテージスチール装着)
■修理ポイント
今回のメインはファスナー交換。
フロントジップはGUIDIのデザインの核とも言える部分ですが、その分負荷もかかりやすく、劣化や不具合が出やすい箇所でもあります。
今回は信頼性の高いYKKファスナーへ交換。
ただし、単なる交換ではなく
・テープカラーは純正に合わせる
・引き手(スライダー)はオリジナルを移植
といった細部までこだわり、ブランドの世界観を崩さない仕上がりにしています。
また、カカトは摩耗が進んでいたため交換修理。
つま先は削れが目立っていたため、ヴィンテージスチールを装着し、今後のダメージを抑制しています。


■仕上がり
機能性を回復させながら、GUIDI特有の無骨さと美しさはそのままに。
これからさらに履き込んでいただける一足へと再生しました。
■本日の足元
あいにくの小雨模様の中ご来店いただきましたが、
足元は「メゾン マルジェラ × リーボック」のコラボスニーカー。
モードとスポーツの融合。
まさに“分かっている方の足元”でした。

革靴・ブーツは修理を前提に長く付き合うもの。
適切なタイミングでメンテナンスを行うことで、その価値はさらに高まります。
GUIDIをはじめ、インポートブランドの修理もお気軽にご相談ください。
本日もご来店、誠にありがとうございました。