デザインも大切だが機能性も大切だね

こんにちは、天草製作所 西森です。

NEW YORKの帽子をかぶっています。。。。

本日は、似たような修理を紹介します。

1つは、レディースのポルセリ バレエシューズですね。

きちんと中底はスクイ縫いがしてあります。

しかし、ソールが薄い!!!!カカトも低くレザー!!!

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これだとすぐにカカト部分のUpperを擦ってしまうしつま先も削れてしまいます。。。

デザインはいいのですが、、、、室内履きみたいですね。。。

イタリアの石畳ではこれでいいのかなぁ。。。

日本のコールタールの道では厳しいと思いますね・・・

そこでお客様よりカカトの補強とソールのハーフーラバーの依頼

カカトはゴムのカカトをつけ高くし(バランスを損なわない程度の)

ハーフラバーもデザインを損なわないように1mmの薄く耐久性のある

ビブラムのラバーを補強

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側面もこんな感じで華奢な感じは残っています。

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カカトも少し高くして安心ですね。

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2つ目は、メンズのポールハーデン

これまた全面レザー

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これソールが削れてオールソールする時は

どうするんですかね。。

メーカー修理???それともこの味をなんとか再現するか!!!

まぁそうなる前に、

これもカカトとソールにハーフラバーを装着

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元の感じにするため

コバにはロウを塗り

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銀杏コテで浸透させます。

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これで安心してガシガシ履けますね。

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本日は二つのオールレザーでした。。。

せめてカカトはレザーとラバーのコンビにしてほしいですね。。。

今週は雨ですかね〜天草製作所元気に営業しておりますよ!!

近々、お店の前にデッキを作る予定です。そこにベンチを置きますよ!!

11月中旬には、デッキの両サイドにポンセチアを並べます〜

今年も残り2ヶ月ちょっと、そして1周年

本当に早かったし楽しかった(あっまだ振り返るには早いか!!)

それでは、バ〜イ センキュウ〜

中央線沿線 オーダー靴&子ども靴製作

靴鞄の修理、革小物のお店 天草製作所

 

Posted in オーダー靴, 革小物.

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